STA Chapter2 part3
Estimating the Weight of the Minimum Spanning Tree
Spanning Tree(以下st)
あるグラフの全ての頂点とそのグラフを構成する辺の一部分のみで構成される木のこと
問題設定
入力
- 無向グラフG(V,E)
- 制限d
- 各エッジ(i,j)は整数の重みをもつ隣接知ると出グラフを与えられウエイト∞のエッジは現れない。
目的
Gのstのウエイト総和が最小となること(以下、この状況のことをMSTと呼ぶ)
とすると、
となるをもとめる。
※
となる。
理由はn-1本のエッジを選べばstができるため、かつ各エッジのウエイトは1〜wであるため。
From motivation to characterization
はGのサブグラフでウエイトがi以下
をにおけるc.cの数
とする。
A motivation
単純なケース
w = 1のとき
M = n-1
w = 2のとき
にはウエイト2の本のエッジを
のc.cにつなげばよい。
すなわち、
w=nへの一般化
となる。
証明
GのMSTにおけるウエイトiのエッジの数をとする。
ウエイトl以上のエッジの数はである。
であることより、
Approximation algorithm
MST_approx(G,ε,w)
iからw-1まで
*1
最後に、
を出力
各approx_num_ccにかかる計算時間は
これをw-1回繰り返すため
approx_num_ccに関してウエイトi以上のエッジは無視するようにすればよい
が高確率で成功、各iについてそうであるため
において、が成立。
またである。以上より、
となる。
現在、 のアルゴリズムが知られている。
参考資料
Connected_component
Connected component (graph theory) From Wikipedia, the free encyclopedia
Spanning_tree
記号Θ(n),Ω(n),O(n),o(n)など、
Chernoff bound の証明
- 作者: Michael Mitzenmacher,Eli Upfal,小柴健史,河内亮周
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